- 小田 華子 (桜蔭高等学校3年)
今回は私にとって初めての現地開催でのEGOIでした。
まず競技面では、1日目は取るべき点数はほとんど取ることができたように思います。特に苦手分野のcommunication問題で、自明な部分より先の点数を取ることができたのは嬉しかったです。一方で2日目は、一つの方針に固執しすぎてしまったり条件の見落としに気付けなかったりと経験不足が顕著に現れた結果となってしまいました。ただ、合計点では銀メダルという自分でも納得できる結果を残すことができたので満足しています。
そしてオンサイトで参加させて頂いて強く感じたのは、この大会は開催国の委員会や各国の役員をはじめとする多くの方々によって支えられて実現しているということです。当たり前のことではありますが、開閉会式で開催国の委員会の方のお話を伺ったりスポンサーイベントに参加したりしたことで、そのことを実感させられました。大会に携わってくださった方には感謝の気持ちでいっぱいですし、私も今回大会に参加させて頂いた分何かに貢献できるようになりたいと思いました。
- 沈 展帆 (大阪府立佐野高等学校2年)
今回のEGOI大会は、初めて参加した国際的な大会でした。初めてヨーロッパに行き、英語でさまざまな国の人たちと交流でき、とても珍しくて貴重な経験となりました。競技のない日には動物園に行ったり、スポンサーイベントに参加したり、充実した一週間でした。
プラクティスのときスクリーンが壊れたので、座席を変えました。問題は難易度の順に並ぶとは限らなかったため、全て読んでから解けそうな問題からやってきました。1日目には1、2問目を解けて、思ったよりずっといい点数でした。でも、2日目には2問目だけを解けて、1問目は40点しか取れなくて、悔しく感じました。最後まで部分点を取るために頑張りましたが、金メダル圏内に留まることはできませんでした。今回の大会で、準備の不足を感じました。来年最後のチャンスで、金メダルを取れるように、精進していきたいと思います。
私だけビザが必要なので、サポートしてくれた方々に本当にありがとうございました。色々案内してくれたガイドさん、問題を読みやすく翻訳してくれた委員の方々に、深く感謝いたします。
- 藤居 星 (北海道札幌南高等学校2年)
今回は3回目のEGOIでした。14位で金メダルを獲得でき、有言実行できたこと、第1回、第2回 のEGOIのリベンジをすることができたことを嬉しく思っています。 スウェーデンの気温は北海道(札幌)の5-6月くらいで、急に雨が降り出すことを除けば快適でし た。ホテルや競技会場は自然に囲まれていて、競技に集中できる環境だったと思います。 競技では、1日目も2日目も大きな失敗はなく、安定した点数を出すことができました。実装力を 重点的に鍛えてきたので、1問目、2問目を2時間以内に解くことができ、それが競技中の心の支えとなりました。もっと点が取れたなと思う問題もありますが、競技終了までコードを打ち続けまし た。そのとき自分ができることはできたと思います。 競技後、お祝いのメッセージをいろんな方からいただいて、自分が思っていたより応援されてい るのと、EGOIの注目度が高まっていると感じました。私をサポートしてくださった関係者の皆様、 応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
- ヘファナン 色葉 (兵庫県立宝塚北高等学校3年)
コンテストは全力で楽しみ、交流は積極的に行うことができてとても刺激的な 1 週間でした。時差ぼけや食習慣の違いには苦労しましたが、異なる国々からの参加者と交流したり一緒に踊ったりと、とても楽しかったです。その中でも、高校を卒業したら何になるかという話題において兵隊と返した子のことは印象に残りました。
コンテストの結果は、金メダルにはあと 9 点足らずという少し苦い結果となりました。 Day1、Day2 ともにそれぞれの問題において最低限の点数はとることができましたが、転じてどの問題においても中途半端な結果となってしまいました。
EGOI への参加はこれが最初で最後となります。情報オリンピックに出会った当初は参加できるとはみじんも思っておらず、今でも予選や本選での出来事が夢だったのではないかと感じます。その中でも EGOI はとても刺激的で、一生の思い出となりました。このような機会を設けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。