各競技日に,4つの課題が出題される.
課題の記述中にこれらより大きな制限が書かれていない限り,各テスト実行ごとに,実行時の CPU 時間の制限は10秒で,実行時のメモリーの制限は 256MB である.
コンパイル時の CPU 時間の制限は 10 秒で,コンパイル時のメモリーの制限は 256MB である.
提出プログラムは,入力,出力,ネットワークの使用,システムコール,指定された課題の解き方以外の方法で得点を得ようとする試み,採点システムの処理を妨害しようとする試み,これらのいずれを行ってもならない.この規則に従わない場合は,不正な提出 (wrong submission) や実行時エラー (run-time error) となることがある.
標準的な数学・文字列・アルゴリズムの各ライブラリは使用可能である.
特に指示がない限り数 (number) は非負整数 (non-negative integer) を意味する.
特に指示がない限り,数は 1,000,000,000 を超えない.[int (C/C++) や longint (Pascal) を使用すれば,数や2つの数の和を扱うことができる.]
N と M の間 という句は,N よりも小さくなく M よりも大きくないすべての数を表していると解釈する.ただし,ここで N≤M である.
選手は,課題ごとに1分間に高々1回しか提出できない.それ以上提出すると,提出は失敗となる.
選手は,課題ごとに高々 1MB しか提出できない.submit コマンドは,カレントディレクトリにあるsubmit コマンドで指定したファイル名に対応する *.c *.cpp *.pas or *.txt という名のファイルすべてを含む zip ファイルを提出する.この zip ファイルは 1MB を超えてはならない.
各提出に対して,テスト実行のいくつかに対する得点を知ることができる.選手は,ウェブ採点インタフェースのリリーストークン (release tokens) を使うことにより,残りのすべてのテストの得点を知ることができる.選手は,課題ごとに2つのリリーストークンが与えられ,それらは使用しても30分経過するたびに元に戻る.
各課題の最終的な得点は,以下を最も近い整数に丸めた値の最大値である:
すべての課題において,最初の小課題はすべての選手が解けることを想定している.
各小課題の得点は,固定された得点 (fixed score) か小課題中に記述されている式によって定まる得点のいずれかである.
ほとんどの課題に対して満点は 100 点である.課題によっては,(科学委員会はそのようなことは起きないと考えているが)選手の得点が 110 点まであがることがある.
詳細なフィードバックは以下のいずれかを含む:
RunC の付加出力が詳細なフィードバックに含まれることがある.