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予選(ウェブ上で行なう試験)の注意事項とルール

2006年11月17日
情報オリンピック日本委員会

一般的注意事項       予選受験のルール
一 般 的 注 意 事 項
受験会場  自宅や学校などで,自分のPCあるいは学校のPCなどを使って受験してください.
ウェブブラウザ  ウェブ試験システムは Internet Explorer 6 と Mozilla Firefox 1.5,および他の若干のウェブブラウザで表示および動作を確認しています.
 予選で使用予定のPCとブラウザの表示と動作を,事前接続テスト時(次項「事前接続テスト」を参照)に確認しましょう. 必要に応じて,上記に準じるブラウザ(無料版をインターネットで手に入れることができます)を予選開始までにインストールしてください.
事前接続テスト  予選の試験前日(12月16日)10:00から試験当日(12月17日)の10:00まで,接続テストを実施します. テスト問題の表示や解答のアップロードが正常に行えるかテストできます.接続テストentrance logo
ログイン  試験当日は,まず,ウェブサイト http://www.ioi-jp.org/ から日本情報オリンピック予選実施システムにログインして,そこに記述されている指示に従って下さい.
 多重ログイン(同時に複数のログインを行なうこと)はできません.
試験中の注意  試験中は次のことに注意してください。
  • ウェブ上で表示される時計はあくまでも目安です.
  • 試験中に,ブラウザの「更新」ボタンや「戻る」ボタンを使わないで下さい. 正常に試験を受けられなくなることがあります.
  • 試験中に緊急のお知らせを出すことがあります.試験中に「お知らせページ」をときどきクリックして確認してください.
問 題  問題は6問,試験時間は3時間です(13:00〜16:00).
 各問では,5つのテストデータに対する答を求めて提出します.
配 点  配点は全問一律で,各問のテストデータ1つにつき4点です.したがって,満点は120点です.
解答の作成  自分で作成したプログラムを実行することにより解答してください.
解答の提出  得られた解答をウェブ試験システムに記述されている提出方式に従って提出して下さい.
  • 提出締め切り後もしばらくの間アップロード機能が稼動しています.そのため,提出締め切り時間後にアップロードが可能な場合がありますが,時間内の提出であったかどうかは審判団が判定します.
  • 作成したプログラムのソースファイルも提出してください.
  • 問題ごとに1つのプログラム(スクリプト)を1つのファイルとして作成してください.
順位決定方法  原則として,上記配点に基づき決定した得点に従い順位を決めます.
質 問  電話での質問は受け付けません. メールでの質問は info@ioi-jp.org 宛てに出してください.ただし,試験時間中に質問に回答することはありません.


第6回日本情報オリンピック 予選ルール
第三者との
やり取りの禁止
 試験中,受験者はいかなる第三者とも,いかなる方法でも相談や情報のやり取りをしてはいけません.そのため,試験中,チャットや電子メールの送受信(審判団とのやりとりを除く)は許されません.
使用できる
プログラミング言語
 使用する言語に制限はありません.ただし,「使用禁止アプリケーション」の項も参照して下さい.
使用できる
機種・OS
 インターネットに接続できるPC(personal use computer)であれば機種やOSに制限はありません.
複数の言語や
複数の開発環境
の使用禁止
 試験中は,プログラミング言語,プログラム開発環境は1つだけを使って下さい.例えば,ある問題はC言語で,ある問題はJavaで,という使い方はしないで下さい.
使用するPC
は1台だけ
 試験には1台のPCだけを使用してください.また,使用するPCでは,マウスとキーボード以外に入力装置を接続しないで下さい.
PC共用の禁止  試験時間中,複数の受験者が1つのPCを共用することは禁止です.また,受験に使用するPCを受験者以外の第3者が操作することも禁止です.
ネットワークへの
アクセスの禁止
 問題の閲覧,結果の提出,審判団との通信以外の目的でネットワークを使用することは全て禁止です.例えば,インターネット上で公開されている情報を検索したり,ftp, ssh などによって他のマシンにアクセスすることは禁止です. 試験開始前に試験に使用するPCに保存した資料やマニュアルをウェブブラウザで閲覧することは,ネットワークを使用していないので,許されます.
使用禁止の
アプリケーション
 開発環境,Webブラウザ,メーラ以外のアプリケーションの使用を禁止します.例えば,Mathematica, Maple, MuPad, Maxima などの数式ソフト,Excel などの表計算ソフトなどは使わないで下さい.
オンラインマニュアル
やライブラリの利用
 試験に使用するPC上のプログラム開発環境に付随しているオンラインマニュアルやヘルプを利用すること,およびPC上のプログラム開発環境に付随しているライブラリを利用することは許されます.
参考資料の閲覧  試験中に,参考書等の参考資料の閲覧をすることは許されます. 試験開始までに,競技に使用するPCや,フロッピーディスクや CD-ROM 等の外部メディアに,サンプルプログラムやヒントとなるような情報をインストールし,試験中にそれを閲覧することも許されます.ただし,試験開始後にインターネットにアクセスするなどして情報を収集することは禁止されています.
昨年のルール
との違い
 参考資料の閲覧が許されることになりました(「参考資料の閲覧」の項参照).資料(サンプルプログラム等も含む)を事前に用意しておいて,試験時間中に閲覧することも許されます.ただし,第三者とはいかなる方法でも相談したりすることは禁止です(「第三者とのやり取りの禁止」の項参照).また,試験開始後にインターネット上の情報を収集することも禁止されています.