2008年12月23日
情報オリンピック日本委員会
2009年2月7日 (土) 15:00 〜 2月8日 (日) 17:00
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 102号室
日本情報オリンピック本選で出題されるのは, アルゴリズムを設計し, そのアルゴリズムを C, C++, Java のいずれかのプログラミング言語で実装するという問題ばかりです. また, どの問題にも実行時の実行時間と使用メモリに制限があります. 問題によってはアルゴリズムの効率が重要となります. アルゴリズムの効率が重要な問題では, 効率が異なる解法を識別できるよう採点用入力データは調整されています. どの問題にも, (効率はともかくとして)正当な解を出力する妥当な解法であれば, その問題の制限の中で正解を出力できるような採点用入力データがいくつか用意されています. ですから, 競技参加者がどのような採点用入力データに対しても制限内で正解を出力する解法を得られなかった場合も, 問題に取り組む意味はあります. 第6回と第7回の日本情報オリンピック本選の問題・解説を参照されることをお勧めします.
使用できるプログラミング言語 | C, C++, Java |
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使用できる用品・機器・ソフトウェア |
鉛筆,シャープペン,ボールペン,消しゴムなど筆記用具は使用できます.
本委員会では用意しないので筆記用具は持参してください.
ただし,
計算用紙は本委員会が用意し,
配布します.
本委員会が用意した機器のみ使用できます. また, 本委員会が事前に準備し使用を許可したソフトウェアのみ使用できます. 具体的に使用できる機器・ソフトウェアについては, 「本選の競技環境」の項を参照してください. |
採点方法 | 「本選の採点方法」の項を参照してください. |
指定されたファイル以外へのアクセス禁止 | 提出する解答プログラムは, 実行時に許可されたファイル以外のいかなるファイルも作成(出力)しないものにしてください. 「本選の採点方法」の項も参照してください. |
参考資料閲覧の禁止 | 競技に先立ち, 競技に使用するPCにいかなるデータもコピーしないで下さい. また, 競技中は, フロッピーディスクや CD-ROM 等の外部メディアの使用, 参考書やノートなどの紙の資料の参照, 電卓や電子辞書の使用なども禁止です. |
本選で使用する機器・環境は以下の通りです. 競技中は, 本委員会が事前に準備し, 使用を許可したソフトウェアだけが使用できます.
ソフトウェアのバージョンについては, 変更される場合があります.
予選同様, 採点用入力データに対する出力の正誤で得点を定めます. ただし, 予選と異なり実行時の実行時間と使用メモリに制限があります. 制限は問題ごとに異なり, 競技時に配布される overview sheet に記載されます. 競技終了時までに, 指定したディレクトリに指定したファイル名で解答プログラムのソースを置いてもらいます. そのソースを競技終了後に回収します. 指定と異なるファイルは回収しません. 競技終了後(解答回収時)に, 問題ごとの使用言語を提出してもらいます. 提出した言語で書かれたソースのみ採点します. 解答プログラムは, 入力をカレントディレクトリにあるファイル input.txt から読み込み, 出力をカレントディレクトリに output.txt というファイル名で書き出します. output.txt 中に含むことができるのは, ASCIIコード (ISO 646-1991) に含まれる文字のうち印字できる文字と空白文字と改行コード ('\n') のみです. output.txt 中で用いることができる改行コードは LF か CRLF のいずれかです. この仕様と異なる解答プログラムは0点となります. 採点スクリプトは, 概ね次のように処理します.