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2011年12月18日
情報オリンピック日本委員会
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K 理事長は,JOI 市の中心部にある JOI ピザ店の常連客である.彼はある事情により,今月から節約生活を始めることにした.そこで彼は,JOI ピザ店で注文できるピザのうち,1 ドルあたりのカロリーが最大となるようなピザを注文したいと思った.このようなピザを「最高のピザ」と呼ぶことにしよう.「最高のピザ」は 1 種類とは限らない.
JOI ピザでは N 種類のトッピングから何種類かを自由に選び,基本の生地の上に載せたものを注文することができる.同種のトッピングを 2 つ以上載せることはできない.生地にトッピングを 1 種類も載せないピザも注文できる.生地の値段は A ドルであり,トッピングの値段はいずれも B ドルである.ピザの値段は,生地の値段と載せたトッピングの値段の合計である.すなわち,トッピングを k 種類 (0 ≦ k ≦ N) 載せたピザの値段は
生地の値段とトッピングの値段,および,生地と各トッピングのカロリーの値が与えられたとき,「最高のピザ」の 1 ドルあたりのカロリー数を求めるプログラムを作成せよ.
入力は N + 3 行からなる.
1 行目にはトッピングの種類数を表す 1 つの整数 N (1 ≦ N ≦ 100) が書かれている.2 行目には 2 つの整数 A, B (1 ≦ A ≦ 1000,1 ≦ B ≦ 1000) が空白を区切りとして書かれている.A は生地の値段,B はトッピングの値段を表す.3 行目には,生地のカロリー数を表す 1 つの整数 C (1 ≦ C ≦ 10000) が書かれている.
3 + i 行目 (1 ≦ i ≦ N) には,i 番目のトッピングのカロリー数を表す 1 つの整数 Di (1 ≦ Di ≦ 10000) が書かれている.
「最高のピザ」の 1 ドルあたりのカロリー数を 1 行で出力せよ.ただし,小数点以下は切り捨てて整数値で出力せよ.
入力例 1 | 入力例 2 |
---|---|
3 12 2 200 50 300 100 |
4 20 3 900 300 100 400 1300 |
出力例 1 | 出力例 2 |
37 |
100 |
入出力例 1 では,2 番目と 3 番目のトッピングを載せると,200 + 300 + 100 = 600 カロリーで 12 + 2 × 2 = 16 ドルのピザになる.
このピザは 1 ドルあたり 600 / 16 = 37.5 カロリーになる.これが「最高のピザ」となるので,37.5 の小数点以下を切り捨てた 37 を出力する.