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2022年2月5日
情報オリンピック日本委員会
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解説担当:戸高空
この問題はスタックと呼ばれるデータ構造で実現できる処理の 1 つである.スタックは C++ の標準ライブラリに含まれているが,これを用いなくても簡単に実装することができる.以下にこの問題における実装の一例を示す.
積まれている本を下から順に十分な長さの配列 A[1], A[2], A[3], ... を用いて記録する.また現在積まれている本の個数を変数 size に記録する.新しく本が積まれる場合は size に +1 して A[size] に本の名前を記録する.本を返却する場合は A[size] を出力して size を -1 する.